貴金属市況:21日のNY市場において、金・銀はほぼ変化なし、パラジウムは下落
2020.12.22 貴金属市況
金:1875.96ドル(-4.7)<-0.25%>
銀:26.182ドル(+0.41)<+1.61%>
プラチナ:1008.189ドル(-27.88)<-2.69%>
パラジウム:2309.201ドル(-51.61)<-2.19%>
米国時間21日のNY市場において、金・銀価格はほぼ変わらず推移しました。
新型コロナウイルスの変異種が発生したことへの警戒感から金融市場が動揺し、投資家が米ドルを買い求めたことが影響しました。金・銀価格はアメリカの追加経済対策を背景に下値は支えられています。
金相場は節目の1900ドル目前まで上げましたが、さすがにリスクを取りにくい状況になる中、現金化の売りもみられてきています。
ただ、アメリカでの追加経済対策とFRBの金融緩和策もあり、いずれインフレ懸念が高まり、上値を試していくことになると考えます。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、もう少し待ち、金価格が1900ドルを超えて安定するまでお待ちいただくほうがいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。