撤去冠 除去冠 金冠 金歯 入れ歯 湯だまり 金属床 キャスト屑 歯科鋳造合金をごまかさずに限界まで精錬、買取

 
0120-767-560
(10~18時 水曜定休)
             
(10~18時)

貴金属市況

※記事はNY時間または英国時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。

 

金:3244.20ドル(+25.61)<+0.80%>
銀:32.52ドル(+0.12)<+0.37%>
プラチナ:997.20ドル(+9.90)<+1.00%>
パラジウム:971.69ドル(+14.68)<+1.53%>

 

米国時間16日のNY市場において、貴金属は総じて上昇する展開となりました。特に金相場は先週の調整局面から明確な反発を見せ、市場の注目を集めています。
金価格は先週、重要な心理的節目である3200ドルを一時割り込み、3120ドルまで下落する場面が見られました。しかし、その後の反発は力強く、3250ドル付近まで急上昇するなど、ボラティリティの高い相場環境が続いています。金曜日の引けにかけて3200ドルに戻したタイミングで、格付け会社ムーディーズによる米国債務格付けの引き下げ(トリプルAからAa1へ)という重大なニュースが発表されました。三大格付け会社全てが米国を最上位からワンノッチ下げたことで、市場への影響が懸念されています。
ムーディーズは米国政府の債務負担と利払い費の増加を格下げの理由として挙げており、財政健全化への期待が薄い現状を指摘しています。この発表は市場クローズ直前であったため即時の反応は限定的でしたが、週明けのオープンでは金価格が先週末の3202ドルから3215ドルへと上昇し、現在は3244ドル付近で推移しています。この動きは、格下げが安全資産である金への資金流入を促した可能性を示唆しています。
為替市場でも影響が見られ、円建て金価格は先週末の14992円から15144円へと約150円上昇しました。米国債の売り圧力と米ドルの下落傾向が背景にあるとみられ、新興国を中心としたドル離れの加速が懸念される中、金相場への支援材料となっています。
銀、プラチナ、パラジウムも上昇し、特にパラジウムは1.5%を超える値上がりを見せています。産業用金属としての需要期待に加え、安全資産としての側面も価格を下支えしていると分析されます。
今回の米国格付け引き下げは、中長期的に市場構造に影響を及ぼす可能性があります。米国債利回りの上昇とドル安圧力が続けば、金相場はさらなる上昇余地を持つと見られます。一方で、短期的なボラティリティの高さは依然としてリスク要因であり、3100ドル付近への再下落があれば、テクニカルな観点から底値形成の可能性が議論されるでしょう。
今後の焦点は、この格下げが経済指標や中央銀行の政策決定にどう波及するかです。特に、米連邦準備制度(FRB)の金融政策スタンスや、グローバルな地政学的リスクの動向が、貴金属市場の方向性を左右する重要な要素となるでしょう。

 

金:3243.38ドル(+116.78)<+3.73%>
銀:32.69ドル(-0.83)<-2.48%>
プラチナ:998.97ドル(+23.97)<+2.46%>
パラジウム:970.19ドル(+23.19)<+2.45%>

 

米国時間15日のNY市場において、金、プラチナ、パラジウムが大幅上昇を記録する一方、銀は対照的に下落する分化した相場展開となりました。特に金相場は116ドル超の急騰を見せ、市場関係者の注目を集めています。
金価格は前日に重要な心理的節目である3200ドルを割り込んだ反動から、大幅な反発を見せました。テクニカル分析の観点からは、3120ドル付近までの下落が「売られ過ぎ」の水準に達し、そこからの反発が加速した形となっています。市場参加者の間では、このレベルが短期的な底値を形成したとの見方が広がっています。
この急反発の背景には、複数の市場要因が絡み合っています。一つは、前日の下落時に形成された空売りポジションの買い戻し(ショートカバー)の動きがあります。3200ドルのサポートラインを突破したことで積極的に仕掛けられた短期的な売りポジションが、利益確定や損切りのために買い戻される展開となりました。
為替市場との関連も見逃せません。東京時間の円建て金価格は一時14650円まで下落しましたが、その後大きく反発し、500円以上の上昇を見せ、15200円前後まで回復しました。これは金価格自体の上昇と為替要因が複合的に作用した結果です。
プラチナおよびパラジウムも金と連動する形で2%を超える上昇となりました。特にパラジウムは2日連続の上昇となり、産業用金属としての需要見通しに改善の兆しが見えています。
一方、銀は金とは対照的な値動きを示し、2.5%近い下落となりました。金と銀の価格比率(ゴールド/シルバーレシオ)は一時的に拡大しており、両者の価格動向の乖離が顕著になっています。
今回の相場展開は、貴金属市場における価格変動の振幅拡大を示唆しています。継続するボラティリティの高い環境下では、テクニカルレベルの重要性が増しており、市場参加者は3200ドルを中心とした値動きに引き続き注目しています。
経済指標や中央銀行の金融政策動向、地政学的リスクなど複数の要因が交錯する中、当面は値動きの激しい展開が継続すると予想されます。特に金相場については、次の節目となる3300ドルレベルへの到達可能性と、そこでの市場反応が短期的な焦点となるでしょう。

 

金:3184.62ドル(-46.38)<-1.44%>
銀:32.23ドル(-0.48)<-1.47%>
プラチナ:987.13ドル(-6.87)<-0.69%>
パラジウム:960.06ドル(+7.06)<+0.74%>

 

米国時間14日のNY市場において、貴金属価格は一部を除き下落傾向を示しました。注目すべきはパラジウムの反発で、他の貴金属が軟調な中、唯一上昇しています。
金相場は重要な心理的節目となる3200ドルの水準を下回り、相場の流れに変化が見られました。この下落は先日の米中貿易関係改善の流れを受け、市場のセンチメントがリスク選好に大きく傾いたことを反映しています。株式市場が活況を呈する中、安全資産としての金への需要が一時的に減退していると解釈できます。
特筆すべきは金相場と株式市場の明確な負の相関関係です。株価指数が上昇する局面で金価格が下落するという典型的なパターンが鮮明に表れており、資金の流れがリスク資産へとシフトしていることを示唆しています。
為替市場との連動性も見逃せません。円建て金価格が約2週間ぶりに15,000円を割り込む展開となりました。これは金価格の下落に加え、為替相場の影響も受けた動きと考えられます。
銀相場も金と同様の下落傾向を示し、プラチナは比較的小幅な下落に留まりました。一方、パラジウムは独自の需給バランスを背景に上昇し、他の貴金属と一線を画する動きとなりました。
今回の金価格の調整局面は、長期的なトレンドの中での一時的な巻き戻しと捉えることもできます。重要な心理的節目を下回ったことで、短期的には下値を試す展開も想定されますが、グローバルな不確実性が依然として存在する中、下値は限定的となる可能性もあります。
市場参加者は、今後の米国の経済指標や中央銀行の金融政策、さらには地政学的リスクの推移に注目し、貴金属市場の方向性を見極める姿勢が重要となるでしょう。

 

金:3236.90ドル(-39.10)<-1.19%>
銀:32.60ドル(-0.31)<-0.94%>
プラチナ:984.95ドル(-13.05)<-1.31%>
パラジウム:952.40ドル(-28.60)<-2.92%>

 

米国時間12日のNY市場において、貴金属は全て下落しました。市場の注目は米中両国による関税引き下げ合意に集まり、これが市場全体の流れを大きく変える結果となりました。
米国が中国への関税を145%から30%へ、中国が米国への関税を125%から10%へと大幅な引き下げに合意したことで、市場はリスクオン気配を強めました。この動きは特に為替市場と株式市場に顕著に表れ、米ドルの買いが優勢となり、株式市場も上昇基調を強めました。
一方で、この市場環境の変化は安全資産である金相場に大きな影響を与えました。金価格は3280ドルから3220ドルへと急落し、一時は3207ドルまで値を下げました。これは米国債利回りの上昇と相まって、金の投資魅力を一時的に低下させる要因となりました。
しかし、NY市場の後半では金相場の底堅さが際立ち、3200ドル前半で下値の支えが確認されました。これは市場が関税引き下げの影響を一巡させた後、金の本質的な価値を見直し始めた可能性を示唆しています。
為替市場では、ドル円が146円から148円台へと上昇する中、円建て金価格は一時15266円まで下落しましたが、その後15436円まで回復しています。この動きは、為替要因と金価格の変動が複雑に絡み合う中で、円建て資産としての金の相対的な強さを示していると言えます。
今回の市場動向は、地政学的リスクの緩和と経済成長期待の高まりが、一時的に金の投資魅力を低下させたものの、その後の底堅い動きは、金が依然として重要な安全資産としての地位を維持していることを示しています。今後は、関税引き下げの具体的な影響と、それに伴う経済指標の変化が、金相場の方向性を左右する重要な要素となると考えられます。

 

金:3281.89ドル(-37.07)<-1.12%>
銀:32.64ドル(0.13)<0.40%>
プラチナ:1006.57ドル(22.57)<2.29%>
パラジウム:985.45ドル(7.45)<0.76%>

 

米国時間9日のNY市場において、金は下落する一方、その他の貴金属は上昇しました。金は4月25日に3500ドルの歴史的高値をつけた後、3200ドルまで下落しましたが、5月6日の上海市場オープン時に3330ドルから3380ドルまで急騰し、中国市場の影響力の大きさを示しました。その後、英国との関税合意のニュースにより、株価とドルが上昇し、安全資産として買われていた金と米国債に売りが入り、3300ドルを割り込みました。しかし、下値では買いが入り、週末は3324ドルで取引を終えました。

年初の2600ドルから4月25日の3500ドルまで、約5ヶ月で900ドルの上昇を記録した金市場は、その急激な上昇に対する調整局面に入っています。市場関係者によると、今後しばらくは3200ドルから3500ドルの300ドルレンジでの取引が続く可能性が高いと見られています。短期的な動向は、米中貿易交渉の進展やロシア・ウクライナ情勢の変化に大きく影響を受けると予想されています。

円建ての金価格は、ドル円が一時146円台に上昇したことで、4月22日の高値15756円を1円上回る15757円という新高値を8日に記録しました。また、税込み小売価格も17259円と歴史的高値を更新しています。円安基調が続く中、ドル建て金価格が大きく下落しない限り、円建て金価格はドル建てよりも早く、より大きく上昇する可能性が高いと市場関係者は分析しています。

 

金:3314.70ドル(-27.30)<-0.82%>
銀:32.44ドル(-0.06)<-0.18%>
プラチナ:987.82ドル(+10.68)<+1.09%>
パラジウム:980.94ドル(+19.94)<+2.07%>

 

米国時間5月8日のニューヨーク市場では、金と銀が下落し、プラチナとパラジウムは上昇しました。金は取引時間中に一時3400ドルを超えた後、売り優勢となり、翌早朝には一時的に3300ドルを下回る場面もありました。

下落の背景には、イギリスと他国との間で貿易協定が発表され、それを好感した株式市場の上昇、米ドルの上昇、および米国債券の売りに伴う金利上昇がありました。これらは金に対する安全資産としての需要を一時的に低下させる要因となったと見られています。

また、中国では中央銀行(中国人民銀行)が国内の金融機関に対する金の輸入枠を拡大したほか、金輸入のための外貨(米ドル)の取得を一部容認する措置を導入したと報じられています。現地では金投資への関心が高まっており、国際価格を上回るプレミアムが確認されていることから、今後も中国への金の流入が増加する可能性があります。

円建て金価格は、同日午前に1グラムあたり15,757円と過去最高値を更新しました(従来の最高値は4月22日の15,756円)。その後は15,408円まで下落し、現在は15,557円付近で推移しています。為替市場では米ドル/円相場が一時146円台まで上昇し、ドル建て金の下落を円建て価格がある程度吸収する形となっています。

 

金:3376.60ドル(+13.17)<+0.39%>
銀:32.48ドル(-0.57)<-1.72%>
プラチナ:982.80ドル(-0.80)<-0.08%>
パラジウム:972.96ドル(+2.96)<+0.31%>

 

米国時間5月7日のニューヨーク市場では、金とパラジウムが上昇し、銀とプラチナは下落しました。金は一時、地政学的リスクの報道を受けて3437ドルまで急伸する場面がありましたが、その後は上昇分をほぼ失い、3380ドル台まで下落しました。これは突発的な国際情勢の影響による一時的な反応とみられています。

米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利の据え置きが発表され、市場の反応は限定的でした。ただし、今後の利下げの可能性が後退したとの見方から、金相場には一部売り材料となりました。

円建て金価格は、同日の早朝に1グラムあたり15,700円を超える場面がありましたが、その後は下落し、一時15,457円を記録。現在は15,600円前後で推移しています。国際市場と為替の動きが円建て価格にも影響を及ぼしている状況です。

 

金:3241.60ドル(+1.71)<+0.05%>
銀:32.46ドル(+0.35)<+1.09%>
プラチナ:968.00ドル(+10.00)<+1.04%>
パラジウム:945.59ドル(+8.69)<+0.93%>

 

米国時間5月1日のニューヨーク市場では、主要貴金属がいずれも上昇しました。金相場は前週にかけて一時3500ドルまで上昇した後、1週間で3200ドル付近まで下落する急な値動きとなりました。直近の安値は3201.69ドルを記録しています。

この下落の背景には、中国本土市場が「労働節(メーデー)」による長期休暇(5月5日まで)に入ったことがあり、中国国内からの金の現物・先物需要が一時的に途絶えたと考えられます。また、米国の通商政策をめぐる不確実性が一時的に落ち着いたことや、株式市場が再びリスクを取る方向へと動いていることから、短期的な買いポジションの整理が進みました。

一連の流れにより、3000ドルから3500ドルへの急騰、その後の3500ドルから3200ドルへの反落という短期間での大幅な値動きが観測されました。今後も中国市場の動向や、国際的な金融・通商情勢が金価格に与える影響には引き続き注意が必要です。

 

金:3313.60ドル(+12.60)<+0.38%>
銀:33.07ドル(-0.32)<-0.96%>
プラチナ:977.80ドル(+16.60)<+1.73%>
パラジウム:947.61ドル(+9.61)<+1.02%>

 

25日のニューヨーク市場において、金・プラチナ・パラジウムは上昇、銀は下落しました。
先週は金相場は一時、3500.05ドルと過去最高値を更新しましたが、その後は反落しました。わずか10日前後で3200ドル台から3500ドル台まで急上昇したことを受け、利益確定の売りが広がりました。

特に3500ドルという大台に到達したことで、短期取引を中心とした売りが加速。加えて、米国株式市場の反発、米国債券市場の買い戻し、ドル指数の上昇といった要因も重なり、金相場には下押し圧力がかかりました。

金価格は一時3260ドルまで下落後、3300ドル台に戻り、週末は3318ドルで取引を終えました。金の急騰と急落は、米国の政局不安を背景にした短期資金の売買による影響が大きかったとみられています。

一方、中国では、上海黄金交易所(SGE、現物市場)や上海先物取引所(SHFE、先物市場)、金を対象とした上場投資信託(ETF)での取引量が急増しており、個人投資家による金投資への関心が高まっています。背景には、中国国内における株式市場や不動産市場の低迷、暗号資産取引規制の影響などがあるとされています。

また、中国国内では、ロコ・ロンドン(金現物の国際標準市場)に対して数十ドル規模のプレミアム(上乗せ価格)が発生しており、投資需要の強さが表れています。これらの動きが金価格の下支え要因となっています。

 

金:3353.60ドル(+27.60)<+0.83%>
銀:36.65ドル(+0.29)<+0.80%>
プラチナ:978.00ドル(+7.32)<+0.75%>
パラジウム:954.73ドル(+14.73)<+1.57%>

 

米国時間のNY市場では、金・銀・プラチナ・パラジウムのいずれもが上昇となりました。金相場はじわじわと値を上げ、前回の急騰後の調整局面を経て再び上昇基調となっています。

この間、中国本土の上海先物取引所(SHFE)および上海黄金交易所(SGE)での出来高が拡大しており、中国市場の存在感が増しています。欧米の投資ファンドによる短期的な利益確定売りが見られる中、長期投資を志向する投資家による買いが入っており、需給のバランスがとられている模様です。

今後もしばらくは、短期筋による売りと、それを吸収する長期投資家による買いという構図が続く可能性があります。こうした流れの中で、相場は下値を固めつつ再び上昇を目指す展開となることが予想されます。

一方、円建て金価格も調整後の回復傾向を見せています。4月22日に記録した過去最高値15765円から14922円まで下落した後、現在はおよそ15400円台まで戻しており、ほぼ半値戻しの水準に達しています。為替市場では円高が進行しているものの、金価格の上昇がそれを上回る形となっています。