貴金属市況:8日のNY市場において、金・銀は上昇
2021.02.09 貴金属市況
金:1830.16ドル(+18.54)<+1.02%>
銀:27.252ドル(+0.42)<+1.58%>
プラチナ:1156.869ドル(+33.29)<+2.96%>
パラジウム:2331.083ドル(-5.99)<-0.26%>
米国時間8日のNY市場において、金・銀は上昇しました。
金相場は心理的な節目である1800ドルを超えて反発し、1850ドルを試す動きになってきていますが、アメリカの株価と長期国債金利の上昇が金価格に及ぼす影響が懸念される状況は変わりません。ただ、過去に米ドルが弱く長期国債金利が上昇した折には金価格は横ばいか上昇をしていますので、あまり心配しなくても良いと考えます。
アメリカでの景気対策が大規模であればあるほどインフレ懸念が増大し、その回避資産として金・銀が注目を集めるのが目下の上昇材料となります。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、もう少し待ち、金価格が1900ドルを超えて安定するまでお待ちいただくほうがいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。