貴金属市況:22日のNY市場において、金・銀は小幅上昇
2021.02.23 貴金属市況
金:1808.66ドル(+26.35)<+1.48%>
銀:28.157ドル(+0.95)<+3.47%>
プラチナ:1272.416ドル(-1.64)<-0.13%>
パラジウム:2395.35ドル(+17.02)<+0.72%>
米国時間22日のNY市場において、金・銀は上昇しました。
金はインフレへの懸念などで買われ、約1週間ぶりに節目の1800ドルを超えてきました。バイデン大統領が掲げる大規模経済対策は1億9000億ドルの規模ですので、この大型財政出動により将来のインフレ観測が浮上し、金に買いが入ってきた様子です。
ただし、米長期金利の上昇は金価格の上値を抑える可能性もあり、マーケットの視点がどこに向くかで今後の勢いが変化することでしょう。株価が本格的な調整に入ってくれば、金相場の反発は促進されると考えます。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、もう少し待ち、金価格が1900ドルを超えて安定するまでお待ちいただくほうがいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。