金：1876.69ドル（＋7.12）＜＋0.38％＞
銀：27.74ドル（－0.01）＜－0.04％＞
プラチナ：1196ドル（＋5.11）＜＋0.43％＞
パラジウム：2852.023ドル（－16.61）＜－0.58％＞

米国時間20日のNY市場において、金価格は上昇しました。米ドル安と米国債利回りの低下が下支えとなり、金相場が持ち上げられる形となりました。
また、インフレ懸念がくすぶってきたことも、その回避手段としての金の買いを支えているといえます。金を中心として貴金属はその下値を切り上げてきており、大きな相場に発展していきそうな感が出て来ています。デジタルゴールドと呼ばれる暗号資産に対する当局の規制の動きも、これらから貴金属への資金の移行を促進していくことと思われます。
パラジウムは、ロシア、ノリリスク鉱山の漏水事故による供給不足が解消されたにもかかわらず、高値を維持し続けています。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、パラジウムが日本円換算でグラム1万円を超える高値圏を維持していますし、金価格も1850ドルを超えてきましたので、良いタイミングと考えます。