貴金属市況:25日のNY市場において、金価格は上昇
2021.05.26 貴金属市況
金:1899.264ドル(+18.19)<+0.97%>
銀:27.98ドル(+0.18)<+0.65%>
プラチナ:1191.78ドル(+17.57)<+1.5%>
パラジウム:2770.597ドル(+42.37)<+1.55%>
米国時間26日のNY市場において、金価格は上昇し、一時的に年初以来となる高値をつけました。
5月の消費者信頼感指数が低下し、FRBが金融緩和を続行しそうだという見方により、ドル安とアメリカ国債利回りの低下が進んだことが原因だと思われます。
現在金相場は強い上昇相場となっています。インフレ懸念により買いが優勢となっているためです。
季節的な要因で6月末頃に株価が調整する可能性があります。その場合金価格も一時売られますが、その後の回復はは早いと思われます。
パラジウムは、ロシア、ノリリスク鉱山の漏水事故による供給不足が解消されたにもかかわらず、高値を維持し続けています。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、パラジウムが日本円換算でグラム1万円を超える高値圏を維持していますし、金価格も1850ドルを超えてきましたので、良いタイミングと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。