貴金属市況:4日のNY市場において、金・銀は上昇
2021.06.07 貴金属市況
金:1892.00ドル(+21.43)<+1.13%>
銀:27.89ドル(+0.43)<+1.54%>
プラチナ:1164.40ドル(+7.46)<+0.64%>
パラジウム:2820.70ドル(-19.03)<-0.67%>
米国時間4日のNY市場において、金・銀ともに上昇しました。
金は一時約2週間ぶりの安値である1855.59ドルを付けましたが、5月のアメリカの雇用統計において就業者数の伸びが市場予想より悪化したことを受け、穏やかに反発しました。
特に、非農業部門就業者数が予想を若干下回ったことは、多くの市場関係者の予想を裏切る結果となりました。
パラジウムは、ロシア、ノリリスク鉱山の漏水事故による供給不足が解消されたにもかかわらず、高値を維持し続けています。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、パラジウムが日本円換算でグラム1万円を超える高値圏を維持していますし、金価格もグラム7,000円を超えて安定してきましたので、良いタイミングと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。