貴金属市況:18日のNY市場において、貴金属は全て続落
2021.06.21 貴金属市況
金:1763.34(-9.97)<-0.56%>
銀:25.79(-0.13)<-0.5%>
プラチナ:1034(-24.09)<-2.28%>
パラジウム:2465.42(-31.31)<-1.25%>
米国時間18日のNY市場において、貴金属は全て続落しました。先週1週間の下落率は、ここ1年の間で最大となりました。FRBが金利を上げる予定を前倒ししたことでドル高となり、市場では貴金属が売られました。特にドル以外の通貨を所持している人にとっては、ドル建てで買うことになる金の魅力が下がっています。
短期的には更に売りが入る可能性がありますが、今後起こるとされるインフレによって貴金属相場は上昇すると見られ、いつかは安値拾いでの買いが入ると思われます。ただし、それは金融市場が落ち着いてからとなります。特にパラジウムやプラチナは値段が持ち直すのに時間がかかると思われます。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、金・銀・パラジウムがもう少し値を戻してからにされた方がいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。