貴金属市況:27日のNY市場において、金は横ばい、銀・パラジウムは下落
2021.07.28 貴金属市況
金:1798.732(+1.47)<+0.08%>
銀:24.675(-0.49)<-1.95%>
プラチナ:1050.664(-13.54)<-1.27%>
パラジウム:2607.702(-49.33)<-1.86%>
米国時間27日のNY市場において、金は横ばい、銀・パラジウムは下落しました。
ドル安やアメリカ国債の実質利回りが低下したことが要因となり、節目である1800ドル圏内まで上昇しました。しかし、本日公表されるFOMCの結果次第では金融緩和の引き締めについて言及される可能性があるため、上値は抑えられました。
貴金属価格は短期的には本日のFOMCの結果によって値動きすると思われます。しかし、銀やパラジウムに関しては現在弱い動きにあるようです。
それでも今のところはまだパラジウム価格は、高値を維持し続けています。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、パラジウムが多いものは売却のタイミングですが、金・銀を多く含むものはもう少し値を戻してからにされた方がいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。