貴金属市況:26日のNY市場において、金は上昇、銀・パラジウムは下落
2021.11.29 貴金属市況
金:1791.811ドル(+3.36)<+0.19%>
銀:23.131ドル(-0.44)<-1.89%>
プラチナ:953.68ドル(-41.57)<-4.18%>
パラジウム:1747.95ドル(-111.75)<-6.01%>
米国時間26日のNY市場は、感謝祭翌日で短縮取引でした。新型コロナウイルスの新たな変異株であるオミクロン株が南アフリカで確認され、各国に広まりつつある中で市場はリスクオフの状態になっています。アメリカでは、ダウ平均は寄り付きから急落し、一時1000ドルを超える下げとなりました。終値でも今年最大の下げ幅となりました。
その中でも金相場は小幅上昇を示し、安全資産として買われたと思われます。
ただ、今回の株価の急落が、昨年3月のようなコロナショックでの株式の暴落のようになってくるようですと、すべての資産に現金化の売りの可能性が懸念され、金も例外ではないと考えます。
歯科金属・歯科スクラップ等を売却されるのは、金・銀・パラジウムがもう少し値を戻してからにされた方がいいかと考えます。
※記事はNY時間の米ドル価格での変動です。日本円の取引価格では時差と為替の変動が加味されます。